ナヅナ家のはっちゃけ日常。    時々SSも落っこちてたり。


by meniydaichuki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ゲーム。

エリゴルくんと戦ってみたいムルムル!
神奈とアモンくん友情出演。笑















---タイクツ。毎日がタイクツ。
今の生活はタノシイケド、インフェルノの頃のタノシイとは違う。
毎日毎日平和。いつもと変わらナイ毎日。
こんな生活してタラ腕鈍っちゃウよ。
血飛沫が見タイ。泣き叫ぶ表情が見タイ。強いヤツと戦いタイ。
やっぱりボクは狂ってル。



夏晴れで清々しい昼下がり。
俺は少しでも涼しい場所をと思い、銀牙の部屋へ向かっていた。

『かーみなッ♪あもんの家行こうヨ★』
『ぃッだぁぁー!!もー!!わーったから!!
 だから後ろから飛びついてくるなッ!な!!』
『ナニー?ナンデそんなに怒っテルの??
 …もしかして…この前うざいって言ったノ気にしテル??』
『…別に…。』
『気にしテルんだァ♪きっもー!』
『…きもいって何だ!!もう!行くぞ!』

いきなり飛びつかれた上に図星をつかれて少し悔しかったから、
いつもより乱暴に言って家を出た。
銀牙の部屋はまた今度だな。
でもよく考えたら、コイツが瑶姫家行こうなんて言う時はロクな事がない。
何か企んでるに違いない。絶対そうだ。

俺が考え事しているうちに瑶姫家に到着。
毎度呼び鈴を使わずに呼び出す俺らはアホか?

『えりごるー!居るゥ??』

すごく嬉しそうなムルムルの声。
あれ?いつもはアモン指名なのに珍しいな。
今日はゆっくりドアが開いて、エリゴルが出てきた。

『なに?今日は俺指名?』
『ウン♪あもんだったら指鳴らシテすぐ終わっちゃうモン★
 それじゃ…ツマンナイんだァ…♪』
『…終わるってコトは、ゲームしに来たの?』
『だいせいかーい♪』
『え!?ちょ…!俺聞いてないんですけど!!!』
『アンシンして♪今日は玩具使わナイよ★』
『あ。じゃあ安心。…て、ええぇぇ!?
 玩具使わないって、お前どうやって戦うの!?』
『勘違いしないデ…ボクの武器は玩具ダケじゃないヨ♪
 コレで戦うノォ★』

ムルムルが指したのはいつも持ち歩いてる小銃。
あれ…俺はてっきり脅しの為だけに持ってるのかと思ってたよ。

『お!ムルムル様直々に?楽しそうじゃん。』
『え?そういう問題?コレ。』
『『そういう問題。』』
『そうですか…』

2人揃ってにっこり笑うんだもん。何も言えねぇよ…
というか、俺って毎回連れて来られるけど…なんなの??
俺が落ち込んでるうちにあっちでは話がついたようで、
戦闘態勢に入っている。

『さて…行きますか?』
『コッチはいつでもオッケーだよォ★』

笑顔で間合いを取るアイツら…怖ぇよ…
巻き込まれるのは嫌だから、大分離れた所で見守る事にした。
つか、人ん家の庭で戦うなよ!迷惑極まりないな!
ウィネにまた怒られるぞ…

『負けたらボクの言うコト聞いてねェ★』
『お!それ良いね!負けた方が勝った方の言う事1つ聞くって事で!』
『まァ、ボクは負けナイけどねェ♪』
『それはどうかな?やってみないとわかんない…よッ!』

先に攻撃を仕掛けたのはエリゴル。
ムルムルは突進して来たエリゴルの槍を銃で止める。
エリゴルはギリギリと力で押すけど、
ムルムルもなかなか…でも少し苦しそうだな。
というか…小銃の使い方違くないですか?

『なかなかやるね…じゃあ…これは!?』

エリゴルは笑って槍と一緒に右へと体を回した。
確かにムルムルの持ってる銃は長さの無い小銃。
槍ごと回られたら避けようが無いな。

『甘いヨォ♪ボクがコンナノでヤラレルと本気で思ってル??』

ニヤリと不敵な笑みを湛えてムルムルが言う。
言ったと同時にかなり上へ飛び、上空で銃を構えた。
エリゴルも少し焦った表情を見せたが、
直ぐに状況を理解したようで上からの攻撃を待っている。
こいつら…やっぱ悪魔なんだなぁ…

『昨日出来たての弾ダヨ★行ッけェ!エアボム!!』
『げ!!!何これ!!?』

エリゴルが驚くのも無理は無い。

ムルムルの撃ったカラフルな弾は
どこかに向かうでもなくフワフワと宙に浮いてるから。
その中の1つにムルムルは着地した。
でも…アレあからさまに銃口よりでかいよな。
どうやったらあの銃から出るんだよ!!

『全部デ6つ。避けらレルかな?』
『…何するつもり?』
『見てカラのお楽しみィ★』

またピョンと上に跳んだムルムル。
そしてまた銃を構え、降下しながら6つ全てを撃つ。
するとカラフルなボールは見る見る膨張し、
エリゴルに向かって落ちてきた。
大きさは直径3mくらいあるかな?
さすがのエリゴルでも避けられず、赤色のボールに呑まれてしまった。
…って、スゴすぎて声も出ねぇよ。

『だぁ!!何だコレ!!』
『だーかーらァ…エアボム♪その中の気体の成分はボクが決めレルんだよォ★』

どう?すごい?と嬉しそうにエリゴルの入ったボールに近付く。
成分を決めれるって…まさか…;

『出れねぇし!しかもなんか苦しいし!』
『今ネ、ちょっとずつ中の酸素を抜いてルんだァ♪
 早く出ないと窒息死ダヨ★負け…認めル?』
『…冗談。』

苦しそうだが負けを認めようとしないエリゴル。
さすがにヤバイんじゃないか?
いい加減止めようと思ってムルムルに近付いたんだけど…

『来るナ。かみなもゲーム…シタいノ??』

目の笑ってない笑顔で振り向く。
…どうしたんだ?今日はコイツおかしい。
情けない事に、ムルムルが怖かった。
いつもの笑顔じゃない…愛情の欠片も感じられない笑顔…
仕方なく元の位置へ戻る。

『早く出ないとォ♪死んジャウよ?』
『わかって…るって…』

心から嬉しそうに笑うムルムル。
エリゴルは相当キツそうで、槍を支えに立ってるのがやっとだ。
これは…本気でヤバイぞ。

『何やってるんだ!』

玄関から声がした。
どうやらこの危ない状況に気付いたアモンが様子を見に来たようだ。
直ぐに状況を理解し、指を鳴らす。
するとエリゴルの入ってたボールも、宙に浮いてたボールも消えた。
エリゴルは苦しそうに咳き込みながら酸素を取り込んでいる。
俺はエリゴルを心配して駆け寄った。
どうやら命に別状は無いみたいだ…よかった。

『ムルムル!貴方はエリゴルを殺す気ですか!!』
『そうだけどォ…ダメ?
 壊れたらボクの玩具になれルんダヨ?最高ジャン♪』

その言葉を聞いて目眩を起こしそうになる。
マジで殺す気だったのか…;

『貴方という人は…俺とのゲームでは飽き足らずってとこですか。』
『だってェ…玩具が壊れルのは見てて面白いケド、
 たまには自分で戦いタイじゃん??』
『でも加減というものを知って頂けたら…』

アモンはもう呆れ果てたって顔だな。
俺も同感だ。

『まぁ良いじゃん!楽しかったし♪』
『でしょ?ボクの弾どう?強イ??』
『びっくりした!あんなの発明出来るなんてさすがだね。』
『…へへっ♪褒められター★』

さっきまで命懸けの死闘をしていた2人は、
仲むつまじくおしゃべりに花を咲かせている。
悪魔って物忘れ激しいのかな?
俺でなくてもそう思うだろう…この光景は。
しばらく適当な会話をして、俺達はお暇する事にした。
庭が思いの外荒れなくて良かったよ…



帰り道、俺は少し先を行くムルムルに聞いてみた。

『お前さぁ…本気でエリゴル殺す気だった?』
『…キャハッ!バレた?』

ムルムルは悪戯な笑みで振り返る。
会話が会話だから俺はあまり笑えない。
きっと引きつった笑顔なんだろうな…と思うと、
先程まで会っていた悪魔を思い出した。

『…んでよ…俺も、殺す気だった?』
『邪魔…してタラネ★』

ヨカッタね、殺サレなくテ★なんて呑気な事言いながらまた先を歩く。

どうしたんだろう…コイツ。
いつもは手加減して、殺すなんて言わないのに…
あんなにギリギリまで戦う事も無いのに…

ムルムルの何かが壊れかけてる気がした。
何の根拠も無いけれど、確かに…感じた違和感。

この胸騒ぎは今はそっと胸に留めておこう。
いつか本当に、コイツの何かが壊れてしまったら…
俺はコイツを助けてやる事が出来るだろうか?
コイツを止める術を俺はまだ知らない。












------------------------------------------------------------
ダークなムルムルちゃん♪
エリゴルくんのシリアスにつられて書いちゃった!
コレ、下手したらもっと続きそうだった作品!;
でもまとまらないからカットカット。
悪魔だからやっぱり黒い部分はあるよね…
ムルムルも殺したいって言う部分は捨て切れてないみたい。
…とかなんとか言いながら、
戦闘部分を書きたかった自己満足なのでした!
エリゴルくん、アモンくん、付き合ってくれてありがとう!笑

お粗末でした!
[PR]
by meniydaichuki | 2007-08-06 13:32 | おきゃくさま