ナヅナ家のはっちゃけ日常。    時々SSも落っこちてたり。


by meniydaichuki
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仲直り【神奈編】

アモンくんが落ち込んでるなら神奈も落ち込むに決まってる!
…て、事で。
仲直りまでの神奈も書いてみました♪
目からビームはまだ温存中;
















『はぁー…』
『何よ、気持ち悪い。幸せが逃げて行くわよ。』
『…』

神奈はリビングで精一杯のため息を吐いていた。
ここ数日ずっとこんな感じだ。
そこにコーヒーを持った皐月が登場する。
いつもは馬鹿みたいにツッコミまくる神奈がツッコンでこない事に
皐月は少し戸惑った。

『どうしたの?なんかあったの?』
『いや…なんでもな…』
『かみなワあもんとけんかシタんだよォ~♪』
『…』

神奈が皐月の問いに答えようとした時、
素晴らしい笑顔を浮かべてムルムルがやってきた。
本当にアモンと神奈の喧嘩を楽しんでいるようだ。
神奈はまた、盛大なため息を吐いた。

『あの最低悪魔と?良いじゃない。
 あなたもわかったでしょう?いい加減、私達の同盟に参加すべきね。』

なんだそんな事かと、すっぱりと言ってのける皐月。
ムルムルは『ソウダソウダ♪』と嬉しそうに手を叩いた。
神奈はまた黙り込んで、居心地悪そうにクッキーを一口食べた。

『アモンと食べるクッキー…好きだったんだよな。』
『!』
『…キャハ。』

ぼそりと呟いた神奈の独り言は、普通に皐月とムルムルには聞こえる訳で…
後悔しまくりな神奈に、2人は顔を見合わせて首を横に振った。

『あなた…後悔しまくりじゃない。
 そんなに仲直りしたいなら謝れば良いでしょうに。』
『お、俺は悪くねぇ!!アイツが悪いんだッ!!』
『ムキになるところをみると…自分も悪いと思ってるのね。
 仕方ないから仲直りのアドバイスしてあげる。
 まずは状況把握したいわ。なんで喧嘩したの?』
『…ムルムルの玩具に追いかけられてる時。
 ほんとに殺されそうだったからアモンに助けを求めたんだ。
 …なんとか助けてはくれたんだけど、その後特訓とか言ってさ。
 脳を捻り潰せとか恐ろしい事を言うもんだから…無理だって言ったんだ。
 そしたらそのまま玩具に食われるが良い、とか酷い事言うから…
 次からはエリゴルに助けてもらう!…て言ったんだ。
 そしたらさー…俺が死のうが生きようがどっちでも良いとか言ってさ!!
 酷くないか!?俺はアイツと友達だと思ってたのに、
 アイツはそんな事思ってなかったんだ…!!
 所詮俺は人間で、アイツは悪魔で人間が大嫌い…。
 友達なんて…無理だったんだ…。』
『キャハハッ!それでかみなワばかダカラさァ♪
 あもんじゃなくてえりごるが居たらヨカッタのにィ
 とか言っちゃったンだよネェ★』

寂しげで、今にも泣きそうになりながら話す神奈。
笑いながらムルムルは補足した。
状況を理解した皐月はフン、と鼻で笑って神奈の頭を思いっきり叩いた。

『いってぇ!何すんだよ…!』
『あんた馬鹿でしょ。むちゃくちゃアモンの事好きじゃない。
 ……私は賛成出来ないけどね。
 あの最低悪魔も確かに悪いわ。でもね、あなたも悪いわよ。
 どうして素直に言えないのかしら。
 アモンはあなたを思って特訓したんじゃないの?
 そのまま弱くてもいいの?絶対いつかムルムルの玩具に壊されるわよ。
 あの悪魔…きっとそれを案じたんだと思うわ。』
『…』
『根っから悪いヤツじゃないもの。
 六華が惚れちゃってるのも…ちょっとわかる気がするわ。
 ま、同盟は続行ですけど?
 後悔したってしょうがないわ!仲直りしてらっしゃい!』

その時、電話の音が高らかに鳴り響いた。
皐月が出るとどうやら六華だったようで、しばらくきゃぴきゃぴと喋っていた。
そして皐月がニヤリと笑うと、神奈に受話器を渡した。
どうやらクッキーがあるので家に来ないか、という誘いだったらしい。
神奈はアモンと食べたクッキーの味を思い出し、すぐに行くと伝えた。

『神奈…わかってるわね?』
『ああ。わかってるよ。』
『かみなァ!ガンバッテこぉい♪』
『おう!元はと言えばお前の玩具が悪いんだけどな…!』
『ヒトのせいにスルのヮ良くナイよォ??』
『…す、すいませんでした…!』
『もう!早く行きなさい!!
 仲直りしてこないとうざいから、家に入れないわよ。』
『…ハイ。』

皐月とムルムルに背中を押され、神奈はたまき家に向かった。
いつも歩いている道だったが神奈にはすごく短く感じた。
ドアの前で少し躊躇った後、思い切って叫んだ。

『おーい!来たぞー!』
『…あ!神奈。いらっしゃい。リビングへどうぞ♪』

やけに笑顔な六華に疑問を持ちつつリビングへ行くと、
アモンが居た。
神奈はやっぱり素直にはなれなくて嫌そうな顔を浮かべてしまった。
それがアモンにも見えたのか、沈黙がしばらく続く。
六華が何かアモンに耳打ちしたかと思うと、ボソリとアモンが言った。

『…六華が謝れって言うから、この間の事謝ってやる。
 …悪かったな。』

アモンがあまりにも偉そうに謝るものだから、
神奈も来た目的を忘れ、怒ってしまった。

『それが謝る態度か!
 やっぱりアンタ、性格悪ぃ…最低だ!このバカ!』

ああ…今日は仲直りしようと思っていたのに、と神奈は後悔した。
どうしてこんなに素直じゃないのか。神奈は自分が嫌になった。
売り言葉に買い言葉。
2人共が言い合いを始め、六華は複雑そうな表情を浮かべながらアモンを止めに入った。
だが全て、尽く神奈のせいにするものだから、神奈は怒った。
このまま居てもらちが明かないので、神奈は家に帰ると言い出した。
立ち上がってリビングを出ようとする神奈。
アモンの横を通り過ぎようとした時、アモンがしっかりと神奈の腕を掴んだ。

『な、なんだよ…』
『…まだムルムルの玩具に追い回されてるのか?』
『と、時々な!でもなんとかやってる…。』
『…どうにも出来なくなったらこれを使え。』

そう言って神奈に渡したのは、綺麗な瓶に入った青い液体。
神奈は首を傾げて瓶を見つめた。

『…それを垂らしたら、俺の使い魔が出てくる。
 俺が居ない時にどうにもならない状況になったら使えば良い。』
『で、でもこれ使って出てきたヤツが俺に襲い掛かったらどうするんだよ。』
『…使い魔にはちゃんと話をつけてある。
 だから襲われる心配は無い。』

神奈は驚いた。何故喧嘩しているはずの俺にくれるのか、と。
しかし、素直に嬉しかった神奈はアモンにお礼を言った。

『…別に、礼を言われる程の事じゃない。』

ぶっきら棒に言ってのけるアモン。
その後はスタスタと自分の部屋へと歩いていった。
そのまま部屋に入って行くのかと思いきや、無邪気な笑顔で神奈に言った。

『…俺が居る時は俺が助けてやる。
 インフェルノの貴公子に守られるんだ、有難く思うんだな。』

男ながら神奈は少し照れて、顔を真っ赤にしてしまった。
それを見た六華がすかさず自己主張をする。
あまりにも大きな声で言い合うものだから、アザゼルがやってきた。
アザゼルの存在を全く知らない神奈は戸惑って、名を聞くが、
アザゼルは答えようとしない。
なんだこのエラそうな野郎は、と少し苛立って居た所にバルフレアがやってきた。
全く知らない2人の者が目の前で喧嘩しだしたので、
しばらくポカーンとしていた神奈でした。

帰ってからも神奈が瓶を握りしめていたのは言うまでもない。






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仲直りの神奈バージョン♪
ダブってるとこは書かなくてもいいかなーって思ったけど、
なんとなく書いちゃいました^v^
相変わらず皐月酷い!
あとアモンくんの決め台詞かっこいー!
六華ちゃん嫉妬嫉妬ですな♪
神奈はグラ爺になってしまうのか…笑

お粗末でした!
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by meniydaichuki | 2007-09-02 16:54 | おきゃくさま