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ナヅナ家のはっちゃけ日常。    時々SSも落っこちてたり。


by meniydaichuki
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SSS*目からビーム-主-

ほんとの意味で宿敵?笑
腹黒いぞムルムル。
汚いぞムルムル。























『なんだ。また私にやられに来たのか?』

蔑むような(というか蔑んでいる)声で主が言う。
するとムルムルは笑って首を横に振った。
その行動が気に障ったのか、主は大きな声を出した。

『だからなんだと言っている!
 気色悪い笑みを見せるでないわ…!』
『気色悪いなんてヒドーイ♪
 ボク、主とナカナオリしようとオモッテ来たのにィ★』

屈託の無い笑顔で言ってのけるムルムル。
主は驚きのあまり声を出す事が出来なかった。
いつもいつも自分につっかかってきて
自分にそんな邪気の無い笑みを見せる事すら珍しい。
その挙句にこのセリフ。驚かない方がおかしい。

『な、何を言うておる…!わわ私は貴様な、どと仲良くする気など無いわ!』

パニクりながらもそこはさすが主、反論する事が出来た。
その言葉を聞いたムルムルは目を見開き悲しげな表情を浮かべた。
そしてそのまま俯いてしまった。

『な…!なんなのだ!貴様何のつもりだ…!!』

予想外なリアクションばかりとるムルムルに更に困惑した主。
段々困惑から怒りに変わり、つい叫んでしまった。

『ボク…ほんとに主とナカヨクなりたかッタのに。』

俯いたまま悲しげな声で言うムルムルに、主はまた困惑した。
ありえるはずのない光景。ありえるはずのない言葉。
あのムルムルが自分と仲良くなりたいなどと…
主が混乱してパニクっていると、突然ムルムルが顔を上げて笑った。
いつも主に向けている企みの笑顔。
それと同時にムルムルの後ろから出てきたローズマリー。
ムルムルの笑みがさらに深くなった。

『なッ…!』

主が驚きの言葉を発すると同時だった。
ローズマリーの目からビームが発せられ、
主が黒焦げになってしまったのは…。
ムルムルはまた屈託の無い笑顔を浮かべ
気を失っているであろう主に言った。

『ばっかだなァ♪ボクがオマエと仲良くなりタイなんて、あるハズないジャン★
 オマエには特別に、ろーずまりーすぺしゃるを撃ってヤッタカラねェ☆』

高らかに笑いながらムルムルはその場を後にした。









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ムルムル、新たなる試み。笑
根が純粋な主さんは騙されてしまいました!;
ごめんね。うちのこ腹黒くて;

主さんの反撃も見てみたいナ★笑
by meniydaichuki | 2007-09-18 17:24 | すごくみじかい